ブラジルの豆の規格は、NO.1からNO.８までの等級に分かれます。ただ、自然の農作物で欠点が全くないことはなく、その基準の厳しさからブラジルの規格に「NO.１」は存在しないのです。「NO.２」が事実上の最高ランクです。これらの基準はブラジル式と呼ばれ。欠点が少ないものを良しとし、短所が少ない事を重んじています。

その味わいは、欠点を嫌うブラジルらしく、クセが少なく、コクがある。定番とも言えます。そして何より、広大な大地で機械化に成功していることにより、大量に採れ、そのため、欠点が少ない高品質なものも安く手に入るのが、最も世界から愛される理由でしょう。もちろん日本でもブレンドコーヒーの基本ベースとして、そしてストレートコーヒーとしても幅広く使われ、多くのファンを持ち、世界のコーヒー事情を支える王国であり、毎年のブラジルの収穫量がコーヒーの市場価格に与える影響はとてつもなく大きいのです。